「Veeam Backup & Replication」に複数脆弱性 - アップデートで修正
Veeam Softwareは、「Veeam Backup & Replication」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。
同社は現地時間12月3日、セキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性を修正した「Veeam Backup & Replication 12.3」をリリースしたことを明らかにしたもの。
権限の低いロールからLocalSystem権限へ昇格できる脆弱性「CVE-2024-40717」や、権限を昇格し、ESXiホストにファイルをリモートでアップロードできる「CVE-2024-42452」を修正した。
さらに接続された仮想インフラのホストにおいて構成や制御を変更できる「CVE-2024-42453」、特権メソッドにアクセスし、重要なサービスを制御できる脆弱性「CVE-2024-42456」など、あわせて8件の脆弱性が判明し、対策を講じている。
これら脆弱性は、内部テストやバグ報奨金プログラムを通じて把握したという。重要度は、いずれも4段階中、2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。
(Security NEXT - 2024/12/04 )
ツイート
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ

