Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

無料経営相談所の複数アカウントがスパム送信 - 群馬県産業支援機構

群馬県産業支援機構は、職員が使用する複数のメールアカウントが不正利用され、大量の迷惑メールが送信されたことを明らかにした。

同機構によれば、11月12日19時ごろから22時20分にかけて、無料の経営相談所である「群馬県よろず支援拠点」の職員が利用するメールアカウント2件が第三者に不正利用されたもの。

管理サーバで迷惑メールの送信を検知し、同アカウントに対するアクセスを遮断した。

原因や被害規模について精査を進めているが、外部からの侵入によって、不正送信された迷惑メールは数千件以上にのぼると見られる。

「群馬県よろず支援拠点」のドメインを含むメールアドレスから、身に覚えのないメールを受信した場合は、添付ファイルやURLを開かず削除するよう呼びかけている。

また同拠点以外の同機構職員が利用するメールアカウントについて、不正利用は確認されていない。

(Security NEXT - 2024/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ
ベクトルDB「Milvus」に深刻な脆弱性 - クラスタ乗っ取りのおそれも
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件に対処
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館