Jenkinsプラグイン7件に脆弱性 - アップデートを呼びかけ
Jenkinsの開発チームは11月13日、セキュリティアドバイザリを公開し、複数のプラグインに関する脆弱性を明らかにした。アップデートが呼びかけられている。
7件のプラグインに脆弱性が明らかとなったもの。「OpenId Connect Authentication」では、セッション固定の脆弱性「CVE-2024-52553」が存在。管理者権限を不正に取得されるおそれがある。「Authorize Project」には格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-52552」が判明した。
さらに「Pipeline:Groovy」や「Pipeline:Declarative」では、承認されていない以前のビルドを再実行できる「CVE-2024-52550」「CVE-2024-52551」が明らかとなっている。
「IvyTrigger」におけるXML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2022-46751」や、「Shared Library Version Override」でセキュリティ機能をバイパスされる「CVE-2024-52554」についても言及した。
これら6件の脆弱性に関しては、重要度を上から2番目にあたる「高(High)」とレーティング。「Script Security」における権限チェック不足の脆弱性「CVE-2024-52549」については、重要度を1段階低い「中(Medium)」とした。
開発チームでは、これらの脆弱性を修正するプラグインのアップデートを提供。利用者に最新版へアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/11/15 )
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