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共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな

なのはな農業協同組合は、共済契約者の個人情報が記載された世帯保障台帳を紛失したことを明らかにした。外部に持ち出された可能性もあるとしている。

同組合によれば、1月20日以前に呉羽支店、中央支店、和合支店で共済契約を締結した契約者の個人情報が記載された世帯保障台帳が所在不明となっているもの。

1813世帯、3741人分の情報が含まれ、氏名、住所、電話番号、共済契約の内容、共済掛金振替決済口座番号、契約者と同一世帯である家族の氏名、住所などが記載されている。

共済契約の解約件数が2024年3月ごろより徐々に増加。元職員の契約に集中していたため、9月24日に共済端末の利用履歴を確認したところ、元職員により2023年10月から2024年1月にかけて出力された台帳が、その後所在不明となっていることが判明した。

持ち出した可能性もあるとして、元職員に事情聴取を行ったところ、同組合の支店内で廃棄したとの説明があったという。

(Security NEXT - 2024/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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