Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学外からアクセスできる業務PCがランサムの標的に - 東北学院大

学外からアクセスできるネットワークに設置されていた端末が攻撃者の標的となり、IDとパスワードが窃取され、侵入されたとしている。

同大では被害を受けた職員を特定し、利用機器をネットワークから隔離。あわせて同職員のアカウントを停止するとともにパスワードを強制的に変更した。

侵害されたアカウントより、学内システムが不正に利用された痕跡は確認されていない。被害を受けたアカウント以外、学生や教職員の認証アカウントのパスワード流出なども発生していないとしている。

同大では、対象となる学生や関係者に対し、経緯の説明と謝罪を行うとともに、個人情報保護委員会へ報告を行った。

今回の問題を受け、ファイアウォールの設定強化をはじめとする技術的な対策や、関係者に対するセキュリティ啓発など組織的な対策を実施し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を