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「Veeam Backup Enterprise Manager」に脆弱性 - 認証回避のおそれ

Veeam Softwareは、システムの設定やバックアップデータの管理を行う「Veeam Backup Enterprise Manager」に脆弱性が見つかったとしてアップデートをリリースした。

現地時間11月6日にセキュリティアドバイザリを公開し、認証の回避が可能となる脆弱性「CVE-2024-40715」について明らかにしたもの。

「Veeam Backup Enterprise Manager」を含む「Veeam Backup & Replication 12.2」および以前のバージョンが影響を受ける。

中間者攻撃(MITM)により認証の回避が可能となり、バックアップデータやシステム情報にアクセスすることが可能となり、バックアップデータの保全に影響が出る可能性がある。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.7」と評価。重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社は「Veeam Backup Enterprise Manager 12.2.0.334」にて脆弱性を修正し、アップデートを提供しているほか、11月6日にリリースした「Veeam Backup & Replication」「Veeam Data Platform」の最新ディスクイメージにも反映した。

(Security NEXT - 2024/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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