Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NVIDIAのデータ処理ユニットに複数の脆弱性が判明

NVIDIAは、データ処理ユニット(DPU)である「ConnectXシリーズ」および「BlueFieldシリーズ」に複数の脆弱性が明らかとなったことを明らかにした。ファームウェアのアップデートを提供している。

「CVE-2024-0105」「CVE-2024-0106」は、権限の不適切な処理により、データの改ざんや情報漏洩、サービス拒否などが生じるおそれがある脆弱性。「CVE-2024-0105」については、ネットワーク経由で悪用されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「CVE-2024-0105」が「8.9」、「CVE-2024-0106」が「8.7」と評価されており、重要度はいずれも「高(High)」とレーティングされている。

同社は脆弱性を修正するファームウェアをリリース。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因