有価証券報告書の提出期限の延長承認、サイバー攻撃も考慮
金融商品取引法の「企業内容等の開示に関する留意事項について(企業内容等開示ガイドライン)」が改正され、サイバー攻撃による被害を想定した内容が追加された。
同ガイドラインは、法令の解釈や運用の基準、目安をはじめ、留意すべき事項をまとめたもの。有価証券報告書の提出期限に関する項目も定められているが、金融庁では一部内容を見直し、改正を行った。
同ガイドラインでは、有価証券報告書などの提出期限を延長承認する場合、やむを得ない理由を例示しているが、従来は電力供給の断絶などにより、コンピュータを稼動できないことを想定していたが、サイバー攻撃によって財務諸表の作成に必要なデータを取得できない場合も対象とすることを定めた。
ランサムウェアの被害などで基幹システムが停止し、決算処理に影響を及ぼすケースも実際に発生しており、こうした事態を想定した内容となっている。
理由を証明する書面の記載も追加。可能なかぎり早期に延長承認の申請準備を進め、時間的余裕をもって申請を行うよう求めている。
(Security NEXT - 2024/10/29 )
ツイート
PR
関連記事
本人確認書類の画像流出、対象アカウントは約160万件 - タイムズカー
メーリングリストで設定ミス、個人情報が公開状態 - 足立区
荷物問合サービスが侵害、個人情報流出の可能性 - 佐川急便
研究用原子炉利用者の身分証明書などが外部流出 - 原子力機構
国内の「NetScaler」狙う攻撃も - 最新IoCで侵害確認を
「Apache HTTPD」に複数脆弱性 - 「クリティカル」との評価も
WatchGuardの「Fireware OS」に15件の脆弱性
HPE製アクセスポイント「Instant On」に脆弱性 - 「クリティカル」5件など
「FortiMail」に深刻なゼロデイ脆弱性 - 悪用が報告、修正版は準備中
事務用NASがランサム被害、通常業務は再開 - 佐賀大
