有価証券報告書の提出期限の延長承認、サイバー攻撃も考慮
金融商品取引法の「企業内容等の開示に関する留意事項について(企業内容等開示ガイドライン)」が改正され、サイバー攻撃による被害を想定した内容が追加された。
同ガイドラインは、法令の解釈や運用の基準、目安をはじめ、留意すべき事項をまとめたもの。有価証券報告書の提出期限に関する項目も定められているが、金融庁では一部内容を見直し、改正を行った。
同ガイドラインでは、有価証券報告書などの提出期限を延長承認する場合、やむを得ない理由を例示しているが、従来は電力供給の断絶などにより、コンピュータを稼動できないことを想定していたが、サイバー攻撃によって財務諸表の作成に必要なデータを取得できない場合も対象とすることを定めた。
ランサムウェアの被害などで基幹システムが停止し、決算処理に影響を及ぼすケースも実際に発生しており、こうした事態を想定した内容となっている。
理由を証明する書面の記載も追加。可能なかぎり早期に延長承認の申請準備を進め、時間的余裕をもって申請を行うよう求めている。
(Security NEXT - 2024/10/29 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache CXF」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
先週注目された記事(2026年6月7日〜2026年6月13日)
「Oracle PeopleSoft」脆弱性、ランサム攻撃にも悪用 - 米当局が注意喚起
利用者の電話番号含む業務用携帯を紛失 - 地生いなわしろ
研究室端末でランサム被害、手術動画が流出か - 九大
学校向けネット写真サービスで個人情報流出
サポート詐欺被害で患者情報流出の可能性 - 藤医大病院
宿泊予約者にフィッシングメッセージ - 琵琶湖ホテル
アジア競技大会のグッズ販売フォームで設定ミス - 名古屋市
5月下旬以降、「PeopleSoft」にゼロデイ攻撃 - 対策と侵害有無の調査を
