Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

健康食品雑貨の通販サイトで個人情報流出の可能性 - クレカ情報の不正入力も

健康食品や健康雑貨を扱う通信販売サイト「スローヴィレッジオンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む個人情報が流出した可能性があることがわかった。ランダムな数字で生成されたクレジットカード情報の入力も確認されたという。

同サイトを運営するスローヴィレッジによれば、システムの脆弱性を突かれ、決済アプリを改ざんされるなど不正アクセスを受けたもの。

2021年2月4日から2024年5月28日にかけて同サイトを利用した顧客3万2345人に関する個人情報が流出した可能性がある。

このうち2万7851人については、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどが対象。のこる4494人については、これら個人情報に加えて、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなども被害に遭った可能性がある。

また期間中、決済画面よりランダムな数字を用いた2万3466件のクレジットカード情報が不正に入力されたという。取り引きはエラーにより成立しなかった。実在するクレジットカード情報の可能性もあるが、対象となるクレジットカード利用者を特定することは不可能としている。

(Security NEXT - 2024/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開