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「SolarWinds WHD」にRCE脆弱性 - 深刻度「クリティカル」

SolarWindsが提供する「SolarWinds Web Help Desk(SolarWinds WHD)」に、リモートよりコードの実行が可能となる深刻な脆弱性が判明した。

現地時間10月15日にセキュリティアドバイザリを公開し、「Java」のデシリアライズ処理に起因する脆弱性「CVE-2024-28988」について明らかにしたもの。認証を必要とすることなく、ホストマシン上で任意のコマンドを実行することが可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価しており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

「同12.8.3 HF2」および以前のバージョンに影響がある。Zero Day Initiative(ZDI)が過去に報告された脆弱性を調査している際に発見したという。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ同製品の脆弱性「CVE-2024-28987」を追加したばかりだが、異なる脆弱性のため注意が必要。

SolarWindsでは、「CVE-2024-28988」を修正した「同12.8.3 HF3」をリリースしており、利用者にアップデートを求めている。

(Security NEXT - 2024/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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