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IvantiやFortinetの脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局

米当局は、Ivanti製品やFortinet製品に関する脆弱性が悪用されているとして注意を呼びかけている。

現地時間10月9日に米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ3件の脆弱性をあらたに追加したもの。前日も3件登録されており、2日連続での追加となった。

「Ivanti Cloud Services Appliance(CSA)」に関するOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-9380」とSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-9379」の2件が登録された。

これら脆弱性は「CVE-2024-8190」や「CVE-2024-8963」を調査する過程で判明。現地時間10月8日にアドバイザリが公開されている。「CVE-2024-8963」と組み合わせて悪用されていた。

さらに「FortiOS」をはじめ、「FortiProxy」「FortiPAM」「FortiWeb」が影響を受ける「CVE-2024-23113」があらたに登録された。

(Security NEXT - 2024/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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