Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ビデオ会議の「Zoom」、2件のセキュリティアドバイザリを公開

ビデオ会議サービスを提供するZoomは現地時間10月8日、脆弱性2件を明らかにした。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、セキュリティアドバイザリ2件を公開したもの。

同社はこれらアドバイザリを通じて、「Zoom Workplaceアプリ」におけるユーザー管理不備の脆弱性「CVE-2024-45425」や、所有権の割り当てに不備がある脆弱性「CVE-2024-45426」について明らかにした。

いずれも情報漏洩が生じるおそれがあり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをともに「4.9」、重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とした。

これら脆弱性は最新版で修正されており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/10/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み