Doctor Webに標的型攻撃 - マルウェアDB配信を一時停止
ロシアのセキュリティベンダーであるDoctor Webは、同社インフラを侵害しようとするサイバー攻撃を確認したと発表した。一時マルウェアデータベースの提供を停止したが、現在は再開している。
同社によれば、サイバー攻撃は現地時間9月14日に開始され、9月16日に同社インフラを侵害しようとする標的型攻撃を確認したという。
事態の発覚を受けて同社ではすべてのリソースをネットワークから切断。それにともないマルウェアデータベースの配信を一時停止した。
同社は、同社インフラに対する攻撃を阻止したと説明。データベースの配信を、現地時間9月17日16時20分ごろより再開した。すべてのシステムを安定して提供できるよう回復に向けた措置を講じているという。
また同社製品の利用者に攻撃の影響がないことを確認したとし、利用者における被害について否定した。
(Security NEXT - 2024/09/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
監視カメラやNASを狙う「Mirai」感染活動を引き続き観測 - JPCERT/CC
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院