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Doctor Webに標的型攻撃 - マルウェアDB配信を一時停止

ロシアのセキュリティベンダーであるDoctor Webは、同社インフラを侵害しようとするサイバー攻撃を確認したと発表した。一時マルウェアデータベースの提供を停止したが、現在は再開している。

同社によれば、サイバー攻撃は現地時間9月14日に開始され、9月16日に同社インフラを侵害しようとする標的型攻撃を確認したという。

事態の発覚を受けて同社ではすべてのリソースをネットワークから切断。それにともないマルウェアデータベースの配信を一時停止した。

同社は、同社インフラに対する攻撃を阻止したと説明。データベースの配信を、現地時間9月17日16時20分ごろより再開した。すべてのシステムを安定して提供できるよう回復に向けた措置を講じているという。

また同社製品の利用者に攻撃の影響がないことを確認したとし、利用者における被害について否定した。

(Security NEXT - 2024/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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