ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
ビデオ会議サービスを提供するZoomは、パッチチューズデーにあわせて月例のセキュリティアドバイザリを提供している。公開日以前に誤って公開した1件以外、追加の公開はなかった。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」を通じて公開された脆弱性は、「Zoom Workplace Apps」に関する「CVE-2024-45424」の1件のみ。
ロジックエラーの脆弱性で、認証されていないユーザーが、ネットワークアクセス経由で情報を開示することが可能になるという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.3」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とされている。
公開日は、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる9月10日付けだが、前週の時点で誤って公開されていた。
「同6.1.0」で同脆弱性を修正したとしており、同社は脆弱性が修正されている最新版に更新するよう利用者に呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/09/12 )
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