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医療センターでゴミ箱周辺に置いた書類を誤って廃棄 - 沖縄県

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターは、患者情報を含む伝票などの管理に問題があり、誤って廃棄されたことを明らかにした。

同院によれば、医事会計窓口業務の委託先職員が7月30日に診療費入金自動精算機に関する書類を所定の保管場所へ戻さず、事務机周辺に置いたまま退勤したところ、誤って廃棄されたもの。

7月2日から同月22日までに同センターで支払いを行った患者4334人分の氏名や受診診療料、保険種別、入金額などが記載されていた。そのうちクレジットカード支払いを利用した1370人については、クレジットカード会社や名義も含まれる。

同職員は翌31日に書類が見当たらないことへ気づいたが、他職員が使用していると思い、8月2日になって紛失していることが判明した。

聞き取り調査を行ったところ、執務室内の個人用ゴミ箱周辺に同書類が置かれていたため、清掃業者が廃棄物と勘違いし、回収したことが判明した。

(Security NEXT - 2024/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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