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「Apache DolphinScheduler」に脆弱性 - 最新版へ更新を

ワークフローのオーケストレーションツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性が明らかとなった。

現地時間8月20日にメーリングリストを通じて、「同3.2.1」および以前のバージョンにリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2024-43202」について明らかにしたもの。

開発チームは、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

7月18日にリリースした「同3.2.2」にて修正したとしており、開発チームでは同バージョンへアップデートするよう利用者に呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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