Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

元小学校講師、退職後の不正アクセスで逮捕 - 浦安市

千葉県浦安市は、市内小学校の元講師が不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕されたことを明らかにした。退職前に利用していたアカウントで退職後もアクセスしていたという。

同市によれば、県臨時的任用教員だった元講師が、8月8日に不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕されたもの。同講師は6月3日に退職しているが、退職後も同月9日から27日にかけて小学校のシステムへアクセスを行っていた。

勤務先だった小学校で6月27日に同講師と見られるアクセスの痕跡が確認され、問題が発覚。同市教委に報告があり、同市では警察へ相談していた。

元講師が以前務めていた際に利用していた「ID」や「パスワード」が、退職後もそのまま無効化されておらず、アクセスできる状態だったという。

元講師がシステムへアクセスしていた動機などは明らかとなっていない。同市では警察による捜査の進展なども踏まえ、本人に対する聞き取りなど、今後の対応を検討していく。またシステム運用基準を遵守し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/09/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県