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「Zabbix」に複数の「クリティカル」とされる脆弱性

システム監視ソフトウェア「Zabbix」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、セキュリティアドバイザリ8件を公開し、脆弱性について明らかにしたもの。

具体的には、「Zabbix」のユーザーが「Pingスクリプト」を介して任意のコードを実行できる「CVE-2024-22116」が判明。

さらにJavaScriptエンジン内のメモリポインタを直接変更でき、リモートよりコードを実行できる「CVE-2024-36461」が明らかとなった。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはそれぞれ「9.9」「9.1」。重要度はいずれも4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2024/08/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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