Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小学校で児童の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 都城市

宮崎県都城市は、児童の個人情報が保存された教員所有のUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同市によれば、小学校の教員が私物のUSBメモリを紛失したもの。内部には、教員が担任している学年の学級名簿と、2023年度に担任したクラスの学級名簿が保存されていた。児童の氏名と性別が含まれる。

そのほか、教員が担任しているクラスの通知表所見と、2023年度に担任したクラスの通知表所見、学級通信用の写真、給食当番表なども保存されていた。

私物の記録媒体は、学校において使用を許可されておらず、紛失したUSBメモリにおいてパスワードや暗号化などのセキュリティ対策も行っていなかった。

同問題を受けて、同市教委では市内学校に注意喚起を実施。私物の記録媒体を業務で使用できないことを職員に周知するほか、個人情報について、同市情報セキュリティポリシーに基づき厳重に行うことを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2024/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市