Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco製の一部IP電話に深刻な脆弱性 - サポート終了で修正予定なし

一方「Cisco Identity Services Engine(ISE)」では、ウェブ管理インタフェースにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-20443」「CVE-2024-20479」が明らかとなった。

CVSS基本値は「CVE-2024-20443」が「5.4」、「CVE-2024-20479」は「4.8」。重要度は「中(Medium)」としている。脆弱性の悪用などは確認されていない。

同社は脆弱性を修正したアップデート「同3.3P3」「同3.1P9」をリリース。また「同3.2P7」についても9月に提供する予定。

「同3.4」についてはこれら脆弱性の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2024/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開