Androidに修正パッチ、脆弱性46件に対応 - 一部脆弱性で悪用も
Androidの開発チームは、共通世界時8月5日にセキュリティアドバイザリを公開し、複数の脆弱性に対処したことを明らかにした。
サードパーティ製コンポーネントに起因する脆弱性31件を含め、CVEベースで46件の脆弱性について明らかにしたもの。
「パッチレベル2024-08-05」で修正を行っており、「Android Open Source Project」のリポジトリでパッチを公開した。Androidパートナーに対しては、少なくとも公開する1カ月前に通知を行ったとしている。
重要度を見ると、Qualcommのコンポーネントに明らかとなった「CVE-2024-23350」が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされており、他脆弱性は2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。
フレームワークコンポーネントに関しては、13件の脆弱性を修正。このうち11件は、追加の実行権限を必要とすることなく、ローカルにおいて権限昇格が可能となる脆弱性であり、影響が大きいと説明している。
(Security NEXT - 2024/08/08 )
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