Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数サーバでランサム被害、影響などを調査 - 印刷会社

印刷サービスを提供しているアイカは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。被害状況など詳細について調査を進めている。

同社によれば、同社サーバが第三者によって外部よりサイバー攻撃を受けたもの。7月12日に確認した。攻撃にランサムウェアを用いており、複数のサーバにおいてファイルを暗号化されるなど被害が発生している。

同社は同問題を受けて、ネットワークを遮断。警察や個人情報保護委員会へ報告。情報の不正利用など二次被害に関する報告などは受けていないとしている。

同社は引き続き外部協力のもと、情報流出の有無も含めて被害範囲や侵入経路などの調査を進めるとともに、復旧作業を進めている。

(Security NEXT - 2024/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意