アクセス管理サーバ「OpenAM」に脆弱性 - アップデートで修正
シングルサインオンやフェデレーションなどの機能を提供するアクセス管理サーバ「OpenAM」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
「同15.0.3」および以前のバージョンに、テンプレートインジェクションの脆弱性「CVE-2024-41667」が明らかとなったもの。テンプレートを自由に指定できるため、テンプレートエンジン「FreeMarker」を指定することでコードを挿入することが可能となる。
同脆弱性の悪用には一定の権限が必要となるが、既知の脆弱性「CVE-2023-37471」と組み合わせた場合、認証なしにリモートよりコードを実行できるという。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.8」、重要度を上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
現地時間7月25日にリリースした「同15.0.4」にて脆弱性を修正しており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/08/01 )
ツイート
PR
関連記事
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起