ランサム攻撃グループが「ESXi」脆弱性をゼロデイ攻撃に悪用
マイクロソフトは、多くの企業ネットワークに「ESXi」が導入されており、攻撃者がここ数年好んで標的にしていると指摘。
ハイパーバイザーのファイルシステムを侵害されると、ホストされている仮想マシンなど、広範囲にわたって容易に暗号化が行えるとして警鐘を鳴らした。
「Akira」「Black Basta」「Babuk」「Lockbit」「Kuiper」などのランサムウェアでは、「ESXi」を暗号化するツールなども提供されている。
同社が対応した「ESXiハイパーバイザー」をターゲットとした攻撃のインシデント対応が過去3年間において2倍以上に増加していると述べた。
同社は「CVE-2024-37085」が判明したことを受け、最新の状態へアップデートすることや、「ESXi」における適切な権限管理を呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/07/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞

