Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市

神戸市は、2カ所の市内公民館でメールの送信ミスがあり、サマースクール申込者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同市によれば、小中学生向けサマースクールの申込者に対し、東垂水公民館では7月3日および4日に当落の連絡をメールで行った際、誤送信が発生した。7月8日にメールを受信した申込者から指摘があり判明した。

送信先のメールアドレスを入力する際、1人を宛先、4人を「BCC」に設定。最大4人に対して1人分のメールアドレスが閲覧可能となり、あわせて98人分のメールアドレスが流出した。

誤送信の判明を受けて他施設におけるメールの送信状況を点検したところ、玉津南公民館においても同様の誤送信が発生していた。1人分のメールアドレスが最大91人に閲覧可能となり、メールアドレス44件が流出した。

同市ではメールアドレスが流出した申込者に対し、電話で事情の説明と謝罪を実施。第三者のメールアドレスを含むメールを受け取った申込者には、メールで謝罪して誤送信したメールの削除を依頼した。

(Security NEXT - 2024/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店