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試写会の応募申込フォームに不備 - 神戸の商業施設

神戸市内の商業施設である神戸新聞会館(ミント神戸)において、応募フォームの設定ミスにより、試写会申込者に関する個人情報を第三者が閲覧できる状態となっていたことがわかった。

同社によれば、映画「インサイド・ヘッド2」の特別試写会に関する応募フォームで設定に不備があり、7月4日17時7分ごろから18時20分ごろにかけて、試写会に申し込んだ顧客が以前の申込者に関する個人情報を一時閲覧できる状態となっていたもの。

対象となるのは顧客34人。氏名、住所、会員番号などが含まれるが、それぞれの情報は個人ごとに紐づけられておらず、個人を特定することは困難としている。

同社では、対象となる顧客に電話やメールで経緯の説明と謝罪を行った。

また今回の問題を受け、Googleフォームで運用している他フォームの状況を調査し、同様のミスがなかったことを確認したとしている。

(Security NEXT - 2024/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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