Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数問合の同時並行対応で添付ファイルを取り違え - 大阪市

大阪市は、認定こども園の児童に関する個人情報含んだ表計算ファイルを、誤って別施設へメールで送信するミスがあったことを公表した。複数の問い合わせへ対応していた際、送り先を誤ったという。

同市によれば、7月5日に「利用状況報告シート」のデータ入力方法について民間保育所からの問い合わせに対応していた際、並行して対応していた認定こども園の「利用状況報告シート」を誤って同保育所へメールで送信するミスがあったという。

同日同保育所より誤送信の指摘があり、問題が判明した。誤送信したファイルには、同認定こども園の児童の氏名、生年月日、保育認定状況など85件が含まれる。

職員が複数施設からの同様の問い合わせへ並行して対応していた際、誤って別施設のファイルをメールに添付してしまったという。

同市では同保育所に対し、電話で経緯を説明するとともに謝罪。誤送信したメールの削除を依頼した。同認定こども園にも、後日電話で事情を説明するとともに謝罪している。

(Security NEXT - 2024/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス