Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - サポート終了にも注意を

GitHubは現地時間6月19日、「GitHub Enterprise Server(GHES)」のセキュリティアップデートとなる「同3.12.5」「同3.11.11」「同3.10.13」「同3.9.16」をリリースした。「同3.9.16」については6月末にサポートの終了を控えており、あわせて注意が必要だ。

今回のアップデートは、脆弱性やバグの修正などを実施したもの。脆弱性に関しては、バグバウンティプログラムを通じて報告された「CVE-2024-5746」を解消している。

サイトの管理者ロールを持ち、監査ログのストリーミングを構成している場合に同脆弱性を悪用することが可能で、同サーバが稼働するホスト上で任意のコードを実行されるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.6」と評価されており、重要度は「高(High)」とレーティングされている。

このほか、「GitHub Actions」と外部の「MySQLサーバ」が有効となっているインスタンスにおいて、構成適用の検証ステップが失敗するといったバグなどに対処している。

(Security NEXT - 2024/06/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

施設指定管理者がバスツアー当選メールをCC送信 - 寒川町
サーバから個人情報流出、不審メールに注意喚起 - 日本ユースホステル協会
決裁文書など書類4件が庁内で所在不明に、盗難か - 四条畷市
「IBM AIX」に複数のRCE脆弱性が判明 - パッチや暫定修正プログラムを公開
新規アプリ登録者のメアド流出、システム設定ミスで - マクドナルド
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起