セキュリティアドバイザリのレーティングを引き上げ - Zoom
ビデオ会議サービスを提供するZoomは、現地時間6月11日に公表した3件のセキュリティアドバイザリについて重要度を1段階引き上げた。
同社は、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」となる6月11日に、「Zoom Workplace」や「Zoom Rooms」「Zoom Meeting」に関する複数の脆弱性「CVE-2024-27245」「CVE-2024-27246」「CVE-2024-27239」に対処したとしてアドバイザリを公開。
いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「4.3」、重要度を4段階中もっとも低い「低(Low)」とレーティングしていた。
同社は同月17日に各アドバイザリを更新。重要度をそれぞれ1段階高い「中(Medium)」へと引き上げた。
各脆弱性については、同月11日の時点で最新版にて修正されており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/06/21 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開