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ASUS製ルータに複数脆弱性、一部モデルは深刻な影響も

ASUSでは各モデルに対し、3月後半から4月中盤にかけてこれら脆弱性を修正したファームウェアをリリースしており、最新版へ更新するよう求めた。

また同社製ルーターに搭載されているダウンロード管理ソフトウェア「Download Master」における5件の脆弱性「CVE-2024-31159」「CVE-2024-31160」「CVE-2024-31161」「CVE-2024-31162」「CVE-2024-31163」についても同時に明らかとなっている。

「CVE-2024-31161」「CVE-2024-31162」「CVE-2024-31163」の3件については、CVSS基本値が「7.2」、重要度が「高(High)」と評価されている。

特に対象モデルなどは挙げておらず、同社はウェブ管理画面よりログインし、同ソフトウェアを「3.1.0.114」以降に更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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