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ASUS製ルータに複数脆弱性、一部モデルは深刻な影響も

ASUSが提供する無線ルータにおいて複数の脆弱性が明らかとなった。最新版のファームウェアへ更新するよう呼びかけられている。

現地時間6月14日にセキュリティアドバイザリ2件を公開し、あわせて7件の脆弱性について明らかにしたもの。

「CVE-2024-3080」「CVE-2024-3079」は、「XT8」「XT8 V2」「RT-AX88U」「RT-AX58U」「RT-AX57」「RT-AC86U」「RT-AC68U」の7モデルが影響を受ける脆弱性。

特に「CVE-2024-3080」については認証をバイパスされ、リモートよりログインが可能となるなど影響が大きい。同時に明らかとなったバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-3079」は、管理者権限を持つ攻撃者によってデバイス上で任意のコマンドを実行されるおそれがある。

TWCERT/CCは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において、「CVE-2024-3080」のベーススコアを「9.8」、「CVE-2024-3079」については「7.2」とし、重要度をそれぞれ「クリティカル(Critical)」「高(High)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2024/06/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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