ニデック子会社にサイバー攻撃 - 複数サーバでランサム被害
ニデック(旧日本電産)の子会社でモータやカードリーダーなどを製造するニデックインスツルメンツ(旧日本電産サンキョー)が、外部よりサイバー攻撃を受けたことがわかった。
同社によれば、5月26日にランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、複数のサーバ内のファイルが暗号化される被害が発生したもの。
情報流出の範囲など詳細は明らかになっておらず、同社では外部協力のもと、調査や復旧作業を進めている。
業務に障害が発生したとして同社では関係者や取引先に謝罪。警察など関連機関へ相談するとともに、必要とされるリソースをすべて投入し、セキュリティを最優先事項として早期に原因究明を図り、再発防止策を講じるとしている。
また今回の被害は、ニデックインスツルメンツに限られ、親会社であるニデックや他グループ会社における同様の被害については否定した。
(Security NEXT - 2024/06/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起
Veeam製バックアップソフトに深刻なRCE脆弱性が判明
「Chrome」に「クリティカル」脆弱性 - アップデートで修正
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性