Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Arubaのネットワーク管理製品「AirWave」に脆弱性

Hewlett Packard Enterprise傘下のHPE Aruba Networking(旧Aruba Networks)は、「AirWave Management Platform」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートを呼びかけた。

ネットワーク管理ソリューションである同製品に「OpenSSH」由来の脆弱性が含まれていることを明らかにしたもの。

具体的には、リモートよりコマンドの実行が可能となる「CVE-2023-51385」や「Terrapin攻撃」が可能となる「CVE-2023-48795」の影響を受けるとしている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはそれぞれ「6.5」「5.9」、重要度はともに上から3番目となる「中(Medium)」。

「AirWave Management Platform 8.3.0.2」および以前のバージョンに影響があり、同社では「同8.3.0.3」以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市