九州電力グループ会社でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
九州電力グループで、変電器など電力機器の製造や給湯器の販売などを手がけるキューヘンは、サイバー攻撃を受けたことを明らかにした。
同社によれば、第三者が同社ネットワークを侵害し、一部データがランサムウェアによって暗号化されたことを6月3日に確認したという。
第三者によってアクセスされた社内情報に給湯器販売の関連データがあり、約10万4000件の個人情報が流出した可能性がある。
またこれら個人情報には、九州電力より給湯器販売の委託を受けている約4000件の個人情報も含まれる。
同社は、影響を受けた可能性がある端末を停止。ネットワークから遮断するなど被害拡大の防止を図るとともに、被害状況など詳細を調べている。
(Security NEXT - 2024/06/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を