シャープや東芝テックの複合機に複数脆弱性
シャープや東芝テックが提供する複合機に脆弱性が明らかとなった。サポート中の機器にはファームウェアのアップデートが提供されている。
両社が提供する複数モデルに脆弱性をが明らかとなったもの。
アクセス制御不備の脆弱性「CVE-2024-33610」をはじめ、ハードコードされた認証情報の使用「CVE-2024-35244」「CVE-2024-36248」、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-28038」など、あわせて14件にのぼる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると「CVE-2024-33610」「CVE-2024-35244」「CVE-2024-36248」が「9.1」、「CVE-2024-28038」が「9.0」で続く。
シャープでは、サポート中の機器にファームウェアをリリース。サポートが終了した機器については、リスクの緩和策を実行するか、製品の利用を中止するよう求めている。
東芝テックは対象製品について北米市場で展開しているとし、サービス実施店よりアップデートについて案内するとしている。今回公表された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-28038
CVE-2024-28955
CVE-2024-29146
CVE-2024-29978
CVE-2024-32151
CVE-2024-33605
CVE-2024-33610
CVE-2024-33616
CVE-2024-34162
CVE-2024-35244
CVE-2024-36248
CVE-2024-36249
CVE-2024-36251
CVE-2024-36254
(Security NEXT - 2024/06/04 )
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