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Synology製監視カメラのファームウェアにサービス拒否の脆弱性

Synologyが提供する監視カメラのファームウェアにサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

現地時間5月27日にアドバイザリを公開し、屋外向け監視カメラ「Synology Camera BC500」や屋内向けドーム型カメラ「同TC500」のファームウェアにリモートよりDoS攻撃が可能となる脆弱性が存在することを明らかにしたもの。

CVE番号は示しておらず、同社識別子「SA-24:07」が割り振られている。重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」としている。

同社では脆弱性を解消したファームウェア「バージョン1.1.1-0383」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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