WordPressよりスマホアプリを構築するプラグインに脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Build App Online」に脆弱性が明らかとなった。プラグインの公開が一時中止されている。
「Build App Online」は、スマートフォン向けのアプリを構築できるプラグイン。「同1.0.21」および以前のバージョンに認証をバイパスすることが可能となる脆弱性「CVE-2024-3658」が明らかとなった。
攻撃者が「ID」を把握している場合、同ユーザーになりすましてアクセスが可能になるという。
DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。
5月20日の時点でアップデートは用意されておらず、WordPress.orgのプラグインディレクトリでは5月17日よりプラグインの公開を一時中止している。
(Security NEXT - 2024/05/21 )
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