Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco Crosswork NSO」など複数製品の脆弱性に対応 - Cisco

Cisco Systemsは、セキュリティアドバイザリを公開し、複数製品における脆弱性に対処したことを明らかにした。

現地時間5月15日にセキュリティアドバイザリ8件を公開したもの。重要度を見ると、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とされるアドバイザリが3件。

「Cisco Crosswork Network Services Orchestrator」および「ConfD CLI」において認証されたユーザーによりroot権限を取得されたり、任意のファイルを読み書きできる脆弱性「CVE-2024-20326」「CVE-2024-20389」など、あわせて3件に対応した。

のこる5件については1段階低い「中(Medium)」としている。「Cisco Crosswork NSO」のほか、「Cisco Secure Client for Windows」「Cisco AsyncOS Software」「Cisco Secure Email Gateway」「Cisco AppDynamics」などの脆弱性に対処した。

いずれも脆弱性の悪用や公表は確認されていない。これらアップデートを通じて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-20256
CVE-2024-20257
CVE-2024-20258
CVE-2024-20326
CVE-2024-20366
CVE-2024-20369
CVE-2024-20389
CVE-2024-20391
CVE-2024-20392
CVE-2024-20394

(Security NEXT - 2024/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意