Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

みそ通販サイトの侵害、ログイン用PWも流出した可能性

福井県で味噌の製造販売を手がけるマルカワみそは、同社通販サイトが不正アクセスを受けた問題で、ログイン用パスワードも流出した可能性があることが判明したとし、関係者に注意を呼びかけた。

同社では、運営する「マルカワみそ公式サイト」が不正アクセスを受け、顧客の個人情報や、クレジットカード情報が流出した可能性があるとして4月に事態を公表。外部協力のもと、調査を継続していたところ、ログイン用パスワードも流出した可能性があることが判明したという。

対象となるのは、サイトオープン時より2023年11月6日までに「マイページ」へ登録、または仮登録した顧客2万606人のログイン用パスワード。期間中に商品を購入している場合でも、マイページの登録を行っていない場合は対象とならない。

被害の報告などは受けていないが、同社は、他サービスで同じパスワードを使いまわしている場合は、変更するよう注意を呼びかけた。

同社が管理するログイン用パスワードはすでに削除済みで、「マイページ」を再開する予定はないとしている。

(Security NEXT - 2024/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介
一部Window端末が正常に起動できず - CrowdStrikeが不具合認める