Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サッカー用品通販サイトに不正アクセス - 不正注文後に侵害

サッカー用品を扱う「Kemari87KISHISPO公式通販サイト」が不正アクセスを受けたことがわかった。不正注文後に脆弱性を悪用され、個人情報を窃取する不正なプログラムが設置されたという。

同サイトを運営する岸和田スポーツによれば、2021年2月24日から2024年1月17日にかけて、同サイトで商品を購入した顧客3万8664人に関する個人情報が流出したおそれがあることが判明した。氏名や住所、電話番号、メールアドレスが含まれる。

あわせて同期間中に同サイトにおいて登録や変更、決済においてクレジットカード情報を入力した顧客1万3879人については、個人情報およびクレジットカード情報を窃取された可能性があることがわかった。

クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードのほか、住所、電話番号、メールアドレスなども対象としている。

攻撃者は、2021年2月21日から2021年2月24日にかけて不正注文を行っており、注文データを参照。サイトの脆弱性を悪用してスクリプトを実行され、情報を窃取するプログラムが設置された。

(Security NEXT - 2024/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル