Google、ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートを公開
Googleは現地時間5月8日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性に対処している。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 124.0.6367.156」「同124.0.6367.155」、Linux向けに「同124.0.6367.155」をリリースしたもの。2件の脆弱性を修正した。
具体的には、4月29日に報告されたグラフィックスエンジン「ANGLE」における解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-4558」に対応。
さらに「WebAudio」の脆弱性「CVE-2024-4559」を解消した。ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性で3月26日に報告が寄せられたという。
いずれも重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。同社では今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/05/08 )
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