Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバがランサム被害、請求書発行などが停止 - 宮崎電子機器

テレビ宮崎のグループ会社で複合機やパソコンの販売を手がける宮崎電子機器は、同社サーバがランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、4月30日8時半ごろ、外部よりサーバを侵害された可能性があることが判明。調査を行ったところ、ランサムウェアによる被害であることが明らかとなった。

サイバー攻撃の影響により、請求書発行システムをはじめとするサーバが停止。請求書などの発行が遅延しているほか、自動口座振替日の延期、複合機やコピー機のカウント確認の延期など影響が生じているという。復旧時期は未定としている。

今回の問題を受け、同社では情報処理推進機構(IPA)へ事態を報告するとともに、警察へ届けた。同社が提供しているサービスそのものへの影響については否定している。

(Security NEXT - 2024/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

施設指定管理者がバスツアー当選メールをCC送信 - 寒川町
サーバから個人情報流出、不審メールに注意喚起 - 日本ユースホステル協会
決裁文書など書類4件が庁内で所在不明に、盗難か - 四条畷市
「IBM AIX」に複数のRCE脆弱性が判明 - パッチや暫定修正プログラムを公開
新規アプリ登録者のメアド流出、システム設定ミスで - マクドナルド
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起