「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
Googleは、現地時間4月16日に同社ブラウザの最新版「Chrome 124」をリリースした。機能強化のほか、脆弱性の修正などを実施している。
WindowsおよびmacOS向けに「同124.0.6367.61」「同124.0.6367.60」、Linux向けに「同124.0.6367.60」をリリースしたもの。
セキュリティに関する23件の脆弱性を修正した。CVEベースで14件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は4件。スクリプトエンジン「V8」におけるオブジェクト破壊の脆弱性「CVE-2024-3832」や解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-3914」を修正した。
「Downloads」における「Use After Free」の脆弱性や、「WebAssembly」におけるオブジェクト破壊の脆弱性「CVE-2024-3833」にも対応している。
(Security NEXT - 2024/04/18 )
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