Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正

Oracleは、現地時間4月16日に四半期定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」をリリースし、「Java SE」における13件の脆弱性を解消した。

製品やバージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、今回のアップデートではあわせて13件の脆弱性を解消している。10件については認証を必要とすることなく、リモートより悪用が可能。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」においてベーススコアが「7.0」以上とされる脆弱性は、「CVE-2024-21892」「CVE-2023-41993」の2件でいずれも「7.5」と評価されている。CVSS基本値が「9.0」以上とされる脆弱性はなかった。

同社は、現地時間7月18日に脆弱性を解消した「JDK 22.0.1」「同21.0.3」「同17.0.11」「同11.0.23」「同8u411」、「Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.10」「同20.3.14」をリリースしている。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-41993
CVE-2024-20954
CVE-2024-21002
CVE-2024-21003
CVE-2024-21004
CVE-2024-21005
CVE-2024-21011
CVE-2024-21012
CVE-2024-21068
CVE-2024-21085
CVE-2024-21094
CVE-2024-21098
CVE-2024-21892

(Security NEXT - 2024/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
DDoS攻撃観測数、前月から微減 - 最大トラフィックは縮小
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市