ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
音声認識事業やCRMソリューション事業を提供するフュートレックは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、サーバ内よりデータが外部へ流出した可能性があることを明らかにした。対象となる情報は特定できておらず、引き続き調査を進める。
同社によると、3月9日に社内システムを侵害され、同月11日に障害が発生。事態を公表するとともに詳細を調べていた。
外部協力のもとフォレンジック調査を行ったところ、ランサムウェアを実行され、同社サーバ内のデータが外部に流出した可能性があることが判明した。対象データの内容については特定に至っていない。
障害発生後、遮断していた社内ネットワークについては、3月18日以降、安全を確認した環境より復旧しているが、完全復旧には時間を要するという。引き続きセキュリティ対策の強化や被害状況の調査を進めていく。
同社が顧客へ提供する本番環境の商用ネットワークに関しては、不正なアクセスは確認されていないとし、影響を否定している。
(Security NEXT - 2024/04/01 )
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