Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本

西日本高速道路は、関西支社において個人情報が保存されていた可能性があるUSBメモリが所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、2月13日に従業員が社内においてUSBメモリ1個が見当たらないことに気付いたもの。社内システムのログを調べたところ、内部に個人情報が保存されている可能性があることが3月5日に判明した。

問題のUSBメモリ内部には、事故などにより道路を損傷させた人にその復旧費用の負担を求める原因者負担金に関する個人情報191人分を保存していた可能性がある。氏名や住所のほか、法人名などが含まれる。

USBメモリのデータは暗号化されているが、パスワードがUSBメモリの本体に貼付されているという。

同社では対象となる関係者へ個別に連絡する。また3月11日に個人情報保護委員会に対して報告を行った。

(Security NEXT - 2024/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
写真教室参加希望者宛のメールで誤送信 - 宮城県東北歴史博物館
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」