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政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催

「NISC-CTF」の開催を受けて、サイバーセキュリティ月間の最終日である3月18日に表彰式が開催された。

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表彰式に出席した河野太郎サイバーセキュリティ担当大臣は、サイバー攻撃を受けた場合にしっかり防ぎ、被害が出たときにいち早く発見して復旧できる能力を持っていることは大変大事であり、力量を備えた人が政府のなかで目を光らせ、行動してくれていることは非常にありがたいと感謝を述べた。

攻撃する側の能力が高まっており、イニシアチブを取られるなかでどのように守るか、非常に苦しい立場に置かれている現状にあると指摘。

攻撃者は100回のうち1回成功すればよいが、守る側は99回を防いでも1回侵入されれば、いろいろな批判を浴びるところは残念であるとしつつも、嘆いていてもはじまらず、技量を政府の中でしっかりと横展開して、続く人材を育てるとともに、さらなる頂点を高めるため、研鑽してほしいと受賞者を激励した。

(Security NEXT - 2024/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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