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カーシェア利用者情報に不正アクセス - 開発引継時に不備

カーシェアサービス「RIDENOW」を運営するPhiloは、不正アクセスを受け、サービス利用者のデータが削除され、外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2月2日に同サービスのデータ保管に利用していたオブジェクトストレージサービス「Amazon Simple Storage Service」に対する不正侵入を確認したもの。

調査の結果、2019年7月のサービスリリース以降、アクセスキーを利用することで同サーバ内に保管されている情報へアクセスできる状態だったことが判明した。

不正アクセスにより、同サービスの利用者約1700人に関するデータを削除されており、外部に流出した可能性もあるという。

対象には、利用者のプロフィール、運転免許証、車検証、車両や傷などの画像、トークルームにアップロードした画像、利用者の操作などに関するログ情報が含まれる。

(Security NEXT - 2024/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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