ファイルを取り違え、町民の個人情報を誤って公開 - 綾町
宮崎県綾町は、同町サイトにおいて約2週間にわたり、全町民に関する個人情報を誤って公開していたことを明らかにした。
同町によれば、2月16日から同月29日にかけて町民の個人情報が記載されたファイルを誤って公開し、インターネット経由で閲覧できる状態となっていたもの。
ファイルには1月1日時点で住民登録があった6939人に関する氏名や住所、生年月日などが含まれる。297人に関しては税務相談について予約受付を行った際に事前にヒアリングした内容なども記載されていた。一部で家族構成や収入額などが含まれる。税務情報やマイナンバーの記載はなかった。
2月26日に同町ウェブサイトより個人情報が閲覧できるとの投稿があり、問題に気づいた同月29日にウェブサイトからファイルを削除した。
同町では、税務相談について混雑状況がわかるよう同町サイトで情報提供を行っているが、普段更新を行っている職員が多忙だったため、別の職員が対応したところ、異なるファイルを誤ってアップロードしてしまったという。
今回の問題を受け、同町では謝罪。作業手順の見直しや複数による確認などを実施し、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/03/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ
ベクトルDB「Milvus」に深刻な脆弱性 - クラスタ乗っ取りのおそれも
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件に対処
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
