Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Trend Micro」の複数製品に脆弱性 - アップデートで修正

トレンドマイクロが提供する複数製品に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。

「Trend Micro Deep Security」や「Trend Cloud One」「Trend Vision One」のエージェントとなる「Deep Security Agent」では、2件の脆弱性「CVE-2023-52337」「CVE-2023-52338」が明らかとなった。

いずれも悪用されると権限の昇格が生じるおそれがある。同社はこれら脆弱性について重要度を「高(High)」とレーティング。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアをいずれも「7.8」と評価した。

これら脆弱性について言及したJVNページでは、エンドポイント製品「Apex One」に明らかとなった5件の脆弱性についてもあわせて記載している。

またセキュリティ管理製品の「Apex Central」には、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2023-52331」をはじめ、あわせて脆弱性8件が明らかとなった。

(Security NEXT - 2024/02/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施